トランプ大統領の対日姿勢
大統領選挙中、トランプさんは日本バッシングを相当やっておりました。古くて間違った情報に基づくものなのですが、「日本は俺たちの物を何も買ってくれない」「日本は俺たちにばかり物を売りつけている」などと言っておりました。ところが、それがパタッと止みまして、今ではもう大の日本びいきです。
対応が急に変わるということは、裏に何かあるはずです。私はそこに大きな興味・関心を感じております。トランプさんはビジネスマンですから、恐らくお金の話でしょう。安倍総理がお金の話をされたのだと思います。
大統領就任前にソフトバンクの孫さんが5兆円ほど持って来られました。それで大いに持ち上げられた。だから、おそらく安倍総理もアメリカに投資するお話をなさったのではないでしょうか。そういう見方も出てきます。新幹線をつくってあげるというような話もあるかもしれません。中国につくってあげるんだったら、アメリカにつくってあげたほうが、どれだけ日米関係がよくなるか。いずれにせよ、相当な額がこれから動くでしょう。
パンドラの箱
そんな中、一説には、日本の年金資金がアメリカに投資されるのではないかという噂があります。これはダメです。年金はどこに投資してもダメ。人の金だから触るなと、このルールは守らないといけない。
これは非常に怖い世界です。ドジったら終わり。年金なんかなくなりますから、日本の皆さま、そして高齢者の方々は特に気をつけて下さい。私なぞ、もう末期高齢者ですから、全員アメリカに来て、アメリカの年金でおまんまを食べさせてもらわなきゃならない、という話になってしまう。
こうして見ていくと、トランプの対日姿勢がパタっと変わった背景には、やはりお金の話、投資の話があると考えるのが自然です。日本のお金がどこに向かい、どのように動いていくのか。その中で何が起きるのか。これはしっかり見ておかなければいけない問題です。
西鋭夫のフーヴァーレポート
安倍トランプ会談の真相(2017年2月下旬号)-2
この記事の著者
西 鋭夫
1941年大阪生まれ。関西学院大学文学部卒業後、ワシントン大学大学院に学ぶ。
同大学院で修士号と博士号取得(国際政治・教育学博士) J・ウォルター・トンプソン広告代理店に勤務後1977年よりスタンフォード大学フーヴァー研究所博士号取得研究員。それより現在まで、スタンフォード大学フーヴァー研究所教授。
西 鋭夫

1941年大阪生まれ。関西学院大学文学部卒業後、ワシントン大学大学院に学ぶ。
同大学院で修士号と博士号取得(国際政治・教育学博士) J・ウォルター・トンプソン広告代理店に勤務後1977年よりスタンフォード大学フーヴァー研究所博士号取得研究員。それより現在まで、スタンフォード大学フーヴァー研究所教授。

