質問力

From：岡崎 匡史
研究室より

6月下旬号のフーヴァーレポートは「トランプ政権の環境政策」です。

フーヴァーレポートの配信予定日は、毎月10日と25日なので、いつも2〜３日前に収録をしております。

国際的な大事件が起きたときは、急いで準備をして収録します。
大統領選挙のときは、西先生の情報分析をすぐに配信できるようにスタッフが支えてくれました。

研究の蓄積

なぜ短期間で濃密なレポートを毎回届けることができるのか？　このような質問をたびたび受けます。

それは、ひとえに西先生の膨大な知識と最新の情報量が圧倒的だからとしか言いようがありません。10年や20年ではなく、50年以上もの研究の蓄積量があるからこそ広範囲な話題に対応でき、的確な分析ができるのだと思います。

最新トピックを扱うにしても、歴史の流れを追い、現代とどのように繋がっているのかを立体的に説明してくれます。単なるニュースではなく、学問的な土台に立脚し、ときには感情的に、ときにはブラックジョークを交えつつ、わかりやすく解説してくれます。

質問力

西先生の知識を引き出すためには、「よい質問」「答えたい質問」「深い質問」を考えなくてはなりません。

「質問力」が問われます。

「質問力」を向上させるように努力しておりますが、いつも苦心しています。難しい内容を難しく質問することは誰でもできます。難しい内容をいかに噛みくだいて、わかりやすく質問するのか。ここが腕の見せどころです。そして、悩ましいところです。

「質問者」の苦労より、ものすごく大変なのが「回答者」です。難しい内容を難しく解説することは専門家の得意分野です。しかし、難しい内容をわかりやすく、おもしろく解説できる人はなかなか居ません。

誰でもわかる、腹にストンと落ちる、西先生の解説。

「トランプ政権の環境政策」をどのように講義してくれるのでしょうか。

今月のフーヴァーレポートが楽しみですね。


ー岡崎 匡史